三菱商事は約2090万円、三井物産は約1899万円…
では、三菱、三井、伊藤忠の2024年3月期の給与水準はどういった状況か。業界トップ3社はいずれも業績連動報酬を採用しているため、業績によって給与水準は変わるのが前提だ。有価証券報告書の平均年間給与を見ると、2022年3月期には伊藤忠がトップだった。しかし、24年3月期は伊藤忠が約1753万円で、三菱商事は約2090万円、三井物産は約1899万円である。伊藤忠の人事部が危機感を覚えたのも仕方のないことだろう。
そこで、岡藤は給与を上げることを決めたが、単に三井、三菱よりも多額の給与を出すと決めたのではなかった。社員のモチベーションを上げるために、3つのポイントを付け加えた。
①自社株式を通じた株式報酬の拡大を図る
②固定給の引き上げを行う
③力を発揮する社員には変動給にてより一段と報い、業界トップの報酬を支給する
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