おすすめは「日本の個別株投資」

次にリーマンショックやコロナショック級の暴落が来た時に、FRB(米国の中央銀行制度の最高意思決定機関、連邦準備制度理事会)はどうしますか? 金利を0近辺まで下げる可能性が高いでしょう。そうなると日米の金利差はなくなり、為替は購買力平価に近づいていくと予想されます。

将来、S&P500が30%下落して、為替が30%円高に振れればS&P500の円建て価格はあっという間に半値です。先ほど述べたようにS&P500がフェアバリューと言われるPER15倍に水準訂正されると約37.5%の下落、為替が購買力平価により決定されるレートに収束すると41%の円高、これを合わせると円建てでは約63%の下落です。