日本のメーカーが世界をリード

そんなメリットがあり、かつ主要原料が国産であるため、わが国のメーカー各社が世界に先駆けて開発を進めており、政府も補助金などによって積極的な支援を行っていて、いち早い実用化が期待されている。

次世代型の技術としては、電気自動車や自動運転、AIなどさまざまな分野で世界に後れを取っているのがわが国の現実だが、このペロブスカイト太陽電池では、世界をリードする最先端技術を開発する企業が目白押しだ。たとえば、実用化に向けて世界初の実証実験をスタートさせているのが、パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)。「ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池」を開発し、神奈川県藤沢市のパナソニックの工場跡地に開発された大規模分譲地「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」内のモデルハウスに、「発電するガラス」を設置している。

パナソニックHD独自の材料技術、インクジェット塗布工法とレーザー加工技術を組み合わせることで、サイズ、透過度、デザインなどの自由度を高め、ニーズによってカスタマイズも可能になるとしている。