点眼薬・点鼻薬の併用も

●点眼薬

目のかゆみや充血には、抗ヒスタミン点眼薬が即効性を持ち、症状を速やかに和らげてくれます。花粉が飛ぶ前から使用すれば予防的な効果が期待されます。症状がどうしても強い場合にはステロイド点眼薬が効果的で、目の炎症を抑える力が非常に高いですが、長期使用は副作用もあるので使いすぎは禁物です。

受験生ではコンタクトレンズを使う方も多いと思いますが、一部の点眼薬では防腐剤が含まれており、レンズに吸着して目に刺激を与える可能性があります。そのため、防腐剤不使用の点眼薬のほうが安心です。また、原則として点眼する際は必ずコンタクトレンズを外し、薬が十分に目全体に行き渡るようにしてから、5~10分程度待ってレンズを装着してください。コンタクトレンズ使用中でも使用できる点眼薬もあります。花粉がレンズに付着するのを防ぐため、使い捨てタイプのレンズ(ワンデータイプ)がおすすめです。

目がかゆくてかいている男の子
写真=iStock.com/Cunaplus_M.Faba
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●点鼻薬

鼻水や鼻のかゆみには抗ヒスタミン点鼻薬が即効性を期待できます。点鼻薬は鼻の粘膜に直接作用し、花粉による炎症を予防します。症状が重い場合には、ステロイド点鼻薬が有効で、特に鼻づまりを伴う炎症を強力に抑えることができますが、やはり医師の指導を受け、使いすぎには注意することが大切です。また、鼻づまりを短時間で解消する血管収縮薬も便利ですが、依存性やリバウンド(再び症状が悪化すること)のリスクがあるため、連続使用は避けましょう。