アラーム音も隣の家に聞こえてしまう
タワマンといえば建物の高さがある分、地上の喧騒から離れ、静けさの中で暮らせるイメージを持たれがちです。しかし実際は、高層階になるほど風の音や外部の騒音が強く響くだけでなく、音は下から上に伝わりやすい性質を持つため、地上の音がより聞こえやすくなります。さらに構造上の性質でタワマン内部の音が聞こえやすいという問題もあるのです。
タワマンは見ての通りの高層建築。建物全体の重量を軽減するために軽量な建材が使用されています。とくに、隣戸との壁には石膏ボードを使用した「乾式壁」が多く採用されています。この乾式壁は、コンクリートの湿式壁に比べると軽量化できるメリットがある反面、遮音性が低いというデメリットもあります。
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