2024年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお届けします。健康習慣部門(前期)の第5位は――。
▼第1位 見た目年齢の差はあっという間に開く…和田秀樹「若く見える人、老け込む人」を分ける"たった1つ"の要素
▼第2位 10位寝言、6位歯ぎしり、3位常夜灯をつけた…40~60代1012人調査で判明「早死にした人の睡眠特徴ワースト10」
▼第3位 これをやると"前頭葉バカ"になる…医師・和田秀樹「脳の老化を遅らせる睡眠の最終結論」
▼第4位 男性は72.6歳、女性は75.3歳でやってくる…和田秀樹「ヨボヨボ老人と元気ハツラツ老人」を分ける決定的違い
▼第5位 「帰ったらまず休憩するか、それとも家事か」自律神経の専門家が推奨する"疲れにくい"行動習慣
※本稿は、小林弘幸『なんとなくだるい、疲れやすいを解消する! 自律神経について小林弘幸先生に聞いてみた』(Gakken)の一部を再編集したものです。
のんびりするとかえって疲れが抜けなくなることも…
Q:仕事から帰ると何もやる気が起きません
→お答えしましょう!
疲れていても、活動のスイッチをオフにする前にやるべきことを片付けるほうが効率的。休日も同じペースを意識しましょう。
疲れているときは、のんびり休養するのが一番と考える人も多いはず。特にハードスケジュールが続いた週末は、朝寝坊をしがちになります。
しかし昼までゴロゴロしていると、自律神経が乱れて、かえって疲れが抜けなくなります。
また、仕事から帰宅したあと、ひと休みしようとソファに腰を下ろした途端、ドッと疲れを感じた経験のある人もいることでしょう。
それからごはんをつくったり、部屋を片付けたりしようと思っても、一度切れてしまったスイッチを再び入れるには膨大なエネルギーが必要になります。そのため、余計なエネルギーを使うことで、さらなる疲労を招くという悪循環に陥ってしまいます。
このことでもわかるように、人間は毎日同じペースで過ごすほうが元気でいられるもの。週末も忙しいときと同じようなリズムを保つことが大切です。まずは、休日でも早起きする習慣をつけることから始めてみましょう。
一度切れたスイッチを入れるのは困難
早起きして趣味に熱中してもいいし、その日に何をやるか決めて実行するのもいいでしょう。早起きすれば、夜もゆっくり過ごすことができ、疲労も自然と回復していきます。
帰ったらまず休憩? それとも家事?
仕事から帰宅するといつもクタクタで、そのままスイッチが切れてしまう人も多いが、じつは完全なオフモードになる前に動いてしまうほうが最小限のエネルギーですむ。
ここに注意!
「疲れたときほど動く」を意識して、時間をダラダラと浪費しないことが自律神経にもプラスに。