「自分自身にブレーキをかける」と悪循環に陥る

一方、老け込んでいく人は、「もう年なんだから海外旅行はやめよう」「食べ物も野菜中心の健康的なものにしよう」「もう若くはないのだから目立つ格好はやめておこう」というふうに何事にも用心深くなって、自分自身にブレーキをかけるようになります。

そうなると、心の自由も行動の自由もどんどん奪われてしまい、年齢通りの高齢者になってしまうのです。

少し前のことになりますが、フランスのモンペリエ大学のヤニック・ステファン博士は、1万7000人以上もの中年と高齢者を追跡調査して、「主観年齢」つまり自分が感じている年齢が、若ければ若いほど健康度がアップし、老いていくスピードがゆるやかになる、という事実を突き止めました。