スーパーファーザーはまだまだ少ない
ともあれ、家事・育児への参加と労働時間の間に明確な関係が見られないということは、平たく言えば、時間があろうがなかろうが、家事・育児をやる人はやるし、やらない人はやらない、という話です。実際、結婚している男性で60時間以上働いていても「食事の用意」を「週に6~7日」するという人は18.6%おり、「子どもの身の回りの世話」についても「週に6~7日」するという人が13.3%、「週に4~5日」するという人が23.3%います。とはいえ、このようなスーパーファーザーはまだまだ少数派であることも現実です。
男性が家事をやらない3つの理由
それでは、なぜ男性は家事・育児をしないのでしょうか。その答えとしてまずシンプルに考えつくのは「やりたくないから」です。それではなぜやりたくないのでしょうか。これについてはプレジデントウーマン・オンラインの記事(「日本男性が家事を死ぬほど嫌がる真の理由3つ」2019年10月30日)で立命館大学の筒井淳也教授が3つの心理的バリアを指摘しています。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能

