2024年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお届けします。ライフ部門の第1位は――。
▼第1位 首都圏の2倍の料金に目がテン…「青森移住10年」でわかった"日本一の短命県&生活費バカ高"のカラクリ
▼第2位 日本の「高断熱サッシ」は欧州では違法建築扱い…喘息とアレルギーを引き起こす「日本の住宅は高性能」の大ウソ
▼第3位 せっかくの新築住宅がゴキブリだらけに…プロ建築士が「絶対にやめるべき」という引っ越し方法
▼第4位 「赤い車」と「白い車」ではクラクション率が2倍以上違う…あおり運転から身を守る「科学的に正しい」方法
▼第5位 「開放感あふれるリビングのある家」は絶対に後悔する…建築士が断言する「おすすめできない間取り」のワケ
青森へ移住して10年、成功だったのか失敗だったのか
筆者が首都圏から青森県に移住したのは10年前のこと。もともと青森県の生まれでしたが、転勤族だった父の都合と自分の進学、就職、結婚などで北日本から関東地方を転々とした後、体が弱ってきた親の住処に近いところで暮らすために西日本出身の夫とともに私が生まれた県に戻ってきた形です。
その後、親は他界しました。移住の決意は容易ではありませんでしたが、最期の時期に寄りそう機会を多くもてたので、よかったと思っています。後悔はありません。
「移住」は今、都市に住む人の重要関心事項のひとつです。内閣官房の調査(2020年、東京県在住者対象)によれば、全体の5割程度が地方移住に関心があると答えています。COVID-19感染拡大以降、リモートワークが普及したことも“移住願望”を後押ししているでしょう。
一方、移住してみたら想定と大きく違う現実に直面したという話もしばしば見聞きします。移住に伴って、仕事や子供の教育環境、人間関係も大きく変化します。移住するにはそれなりの覚悟と費用が必要です。せっかくなら成功させたい。そんな人たちの考え方のヒントとなるべく、「青森移住10年」で筆者が驚いたことをランキング形式で5つ紹介します。