自律神経が整っていなければ「よいパフォーマンス」は発揮できない

こういった大谷選手のルーティン行動は、自身の自律神経を整えることにつながっていると、私は考えています。

アスリートの場合、自律神経が乱れているか整っているかの違いがパフォーマンスの出来に直結することが少なくありません。とりわけ一流の選手の場合、ほんのわずかな自律神経の乱れが迷いや緊張を呼んでパフォーマンスを狂わせることにつながるものです。だから、一流のアスリートは、自身のパフォーマンスを常に最高の状態に保つため、日々自律神経をしっかり整えてコンディションキープに力を入れるのです。

大谷選手も睡眠にものすごく気を遣ったり、飲んだり遊んだりもしなかったりと、コンディションづくりのためにストイックな生活を送っていることが知られています。おそらく日々の生活でもコンディションを整えるためにさまざまなルーティンを自分に課しているのでしょう。「グラウンドでゴミを見つけたら必ず拾う」というのも、そうしたルーティン行動のひとつなのかもしれません。