政府は現状をまったく捉えていない

このいつまで経っても一向に進まないリニア問題に対して国はどうかというと、岸田文雄前首相に続いて、石破茂首相も2037年の品川―大阪間全線開業の実現を唱えるなど、現状をまったく知らない厚顔無恥な発言に終始している。

実際のところ、静岡工区の未着工が続けば、2037年の品川―名古屋間の部分開業さえ危ぶまれる。