ヨーグルトを食べるなら無糖で

〈飲むヨーグルト、甘いカップヨーグルト〉

「ヨーグルトは健康にいいもの」と思い込んでいる人が多いでしょう。もちろん、腸内環境を整えるなどの健康効果は盛りだくさんなのですが、市販の「飲むヨーグルト」や「甘いカップヨーグルト」には、かなりの糖がプラスされていることを忘れてはなりません。

木製のボウルに入ったヨーグルト
写真=iStock.com/masa44
※写真はイメージです

これはかなり大きな盲点ではないでしょうか。健康のためにヨーグルトを食べるのを習慣にするなら、ぜひ無糖のものを選んでください。

また、無糖ヨーグルトにハチミツをかけて食べる人も多いと思います。「砂糖がダメでもハチミツならいいだろう」と考える方が多いのですが、これも間違いです。ハチミツには植物由来の不純物や水分が混じっているものの、成分の約8割は糖質で、ブドウ糖と果糖の割合はおおむね1対1。砂糖とほぼ変わりません。

さらに、大さじ1杯のカロリーも砂糖35kcalに対してハチミツ64kcalとハチミツのほうが高く、かえって体重増加につながりかねないのでご注意ください。

〈甘いアルコール飲料〉

最近、アルコール度数を低く抑えた「ジュースのような甘いお酒」を飲む人が増えています。コンビニやスーパーにはいろんな種類の350ml缶カクテル・サワーが売られていますよね。それに、梅酒、あんず酒などの果実酒、甘酒、甘い日本酒やワイン……。

こうした甘いお酒には大量の糖分が含まれるうえ、アルコールの影響もプラスされて、肝臓にたいへん大きな負担をかけることになります。とりわけ、脂肪肝や糖尿病、肥満が気になる人は、甘いアルコール飲料に気軽に手を出すのは禁物だと思っておくほうがいいでしょう。

【関連記事】
パンと白米よりやっかい…糖尿病専門医が絶対に飲まない"一見ヘルシーに見えて怖い飲み物"の名前
大谷翔平でも八村塁でも大坂なおみでもない…アメリカでもっとも知名度が高い日本人アスリートの名前
超重要臓器・肝臓をボロボロにするのは酒だけではない…専門医がすぐにやめるべきと話す健康的な飲み物
「高齢でもヨボヨボにならない人」はよく食べている…医師が勧める「若返りホルモン」を増やす炭水化物の名前
年収350万円、体重100kg、趣味は「酒、麻雀、バイク、風俗」…52歳男性に結婚相談所が伝えた「残酷なひと言」【2024上半期BEST5】