トランプ相場再来で、米国株への投資はマストの4年間
(3)SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
設定日:2024年1月30日
純資産総額:46億円
信託報酬:0.1338%程度
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)が投資対象で、S&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回り上位80銘柄が選定されています。投資対象が明快と言えるでしょう。今後の純資産総額の増加に期待をしたいところです。
(4)SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(年4回決算型)
設定日:2024年2月28日
純資産総額:19億円
信託報酬:0.1238%程度
バンガード米国増配株式ETF(VIG)が投資対象で、米国の増配株300銘柄強で構成されています。増配株は企業の利益成長による株価上昇と増配が期待できるため、2度おいしい投資対象だと思います。「VIG」も日本の投資家にお馴染みです。私は米国ETF「VIG」を保有してきましたが、ゆくゆくはこの投資信託に買い替えを考えると思います。同じく、今後の純資産総額の増加に期待したいところです。
以上、4銘柄をご紹介しました。
米国株への投資方法は、個別株、東証ETF、米国ETF、投資信託(分配金を出さずにファンド内で再投資するタイプ)、投資信託(分配金を出すタイプ)と多様な選択肢が揃いました。
よって、米国株はより身近な投資対象になったと感じます。トランプ相場再来で、米国株への投資はマストの4年間になると思いますし、長期的に見ても米国株は成長してきましたので、これを機に米国株投資を始めるという判断は悪くありません。もちろん一定のリスクはありますが、多くの選択肢があり、自分にあった投資方法を選べる良い時代になりました。
最後に注意事項をあげておきます。当記事でご紹介した投資信託は、いずれも新たに設定されたばかりであり、取り扱う証券会社が一部に限られます。投資信託の名称の頭に、SBIとつくものはSBI証券で取り扱いがあります。楽天とつくものは楽天証券で取り扱いがあります。ゆくゆく、取り扱う証券会社が増えることを期待したいところです。