政策パンフレットに堂々と明記している

「若者をつぶすな」との勇ましい言葉を掲げての高齢者医療、終末期医療の見直し、これぞまさに、高齢者を若者の生活に負担と迷惑をかけている象徴として攻撃目標にすえ、若者そして現役世代の票を獲得することを目的とした発言だ。

同党の政策パンフレットにも「現役世代・次世代の負担の適正化に向けた社会保障制度の確立」との大項目のなかに「(13)法整備も含めた終末期医療の見直し」という小項目が立てられており、そこには「人生会議の制度化を含む尊厳死の法制化によって終末期医療のあり方を見直し、本人や家族が望まない医療を抑制します」との記載がある。