リスク分散は「投資の鉄則」

次に〈分散投資〉だ。投資でいちばん大事なことは株価の変動リスクをどう抑えるかだ。そのために投資は分散しておこう。リスク分散は投資の鉄則中の鉄則である。

特定の企業をいくら詳しく調査したところで、将来の株価を予測するのは不可能だ。とくに現代は基幹産業の移り変わりが激しい。次々にイノベーションが起き、トレンドは目まぐるしく変わる。いまはリーディングカンパニーでも10年後、衰退しているかもしれない。上場企業だろうが倒産するときは倒産する。倒産すれば株価はゼロだ。個別株投資の場合なら、最低5社くらいには分散しておいたほうがいいだろう。

また分散投資はメンタルの安定を保つうえでも有効だ。A社の株価が下落したとしても、B社の株価が上昇していれば、平常心でいられる。慌てて売り買いしてしまうようなまねは犯さないはずだ。先に述べたように、投資は長期運用がベストなのだ。