水質が悪い下町では「水屋」で水を買った

江戸時代には、多摩川を水源とする玉川上水、井の頭池を水源とした神田上水が整備され、最盛期には6つの上水があったという。

8代将軍・徳川吉宗の頃に千川上水、青山上水、三田上水、亀有上水の4つが廃止され、江戸時代を通じて、玉川上水と神田上水の2大上水が江戸庶民の生活を支えた。

当時の水道は、木や石でつくった樋を水道管として利用し、土地の高低による自然流下式のもの。現在の東京も同じであるが、江戸市中は坂が多いため、緻密な計算を要した。