ヒアリングでわかった潜在的な需要

「VARONは発売段階になっても、社内には半信半疑でみている人も少なくありませんでした」とスキンケア事業部の西山雅大氏(37歳)は振り返る。

ただ、西山氏自身は「かなり早い段階で『いける』自信はありました」とも語る。未開拓市場にただ乗り込んだわけではなく、十分すぎるほどの顧客ヒアリングを重ねたからだ。

同社では毎月部署に関係なく全社員が4人一組でランダムにチームになって顧客ヒアリングを実施している。定期的なヒアリングを続ける中で50~70代の男性から加齢に伴う共通の悩みが浮き彫りになっていった。外見だ。