お金持ちの財布には共通点が多い。色形はもちろん、何より驚かされるのは、そのスマートな美しさだ。なぜ、彼らは“たかが財布”をさほどに大切にするのか。その秘密を覗いてきた。

内藤 忍さんのお財布


内藤忍さんのお財布

ブランド●エルメス
購入時期●1年前
所持金●8万8000円
お札●上から1000円札、5000円札、1万円札。頭下、角揃え。ピン札にこだわりなし
小銭●小銭入れ付き財布を使用。500円玉は早く使う
カード類●クレジットカード2枚(すべて年会費無料)、キャッシュカード1枚、ポイントカード2枚、図書カード
領収書●1週間に1回整理。その他、溜まったときに随時
ATM●毎回5万円。手数料無料のセブン銀行のみ使用。空いているので朝に引き出す
電子マネー●JALスイカ、コンビニなどで使用
こだわり●厚くなるのは嫌


 

内藤 忍氏

【亀田潤一郎】まずはお財布を拝見したいのですが、おっ、エルメスですね。とてもきれいなお財布です。1万円札を奥にして5000円、1000円の順番で頭を下向きに入れておられる。私とまったく同じです。嬉しいです。

【内藤 忍】僕はピン札にはこだわりませんけれど、お札の向きはとても気にしています。

【亀田】8万8000円入っていますね。私は常に7万7000円入れていますが、8万8000円、末広がりでいい数字です。

【内藤】たまたまです(笑)。僕は、お財布の中身が5万円を切ったら、コンビニのATMで5万円下ろすようにしているんです。

【亀田】なぜ、コンビニで5万円なのですか。

【内藤】セブン-イレブンだと手数料がかからないし、5万円を切ると、お金が寂しがっている気がして、そわそわするんです。

【亀田】お金が寂しがる?

【内藤】はい。仲間が少なくなってしまって寂しいかなと。