2024年上半期(1月~6月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった記事ベスト5をお届けします。食生活部門の第2位は――。(初公開日:2024年2月4日)
いつまでも若々しく元気でいるにはどうすればいいか。医師の和田秀樹さんは「高齢になると筋肉がどんどん落ちていく。そんなときに筋肉や臓器、骨格などの材料となるたんぱく質の摂取量が減ると、衰えはより一層進む。高齢者が元気でいるために、少量で良質なうえにコレステロールも含めてたんぱく質を摂取できる肉は理想的な食べ物である」という――。

※本稿は、和田秀樹『老いたら好きに生きる』(毎日新聞出版)の一部を再編集したものです。

タンパク質を多く含む食品
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配偶者がいる場合の恋愛はストレスになることも

中年以降は道徳観に縛られすぎず、やり残したことを冒険してでも片づける、楽しみ尽くすぐらいの気持ちで暮らすことが大切です。

先が読めるものより、想定外のことに取り組むほうが前頭葉の活性化につながるということを先の記事でお話ししました。

そういう意味では、投資やギャンブルもいい刺激になります。これは勉強につながりますし、勉強しても予想通りにいかないものなので、老後の資金をなくさない程度に楽しみでやるなら、好ましい趣味といえるでしょう。

想定外のことが起こりやすいのは、なんといっても恋愛です。恋愛は男性なら男性ホルモンを、女性なら女性ホルモンを増やしますので、若返りにつながり、おしゃれにも気を遣うようになります。

どんな服装なら好感が持たれるだろうと考えたり、普段着ないような服を着たりすることも、前頭葉に刺激を与えます。

恋をすると若返るとよくいわれますが、それは私の実感と合致しています。

ただ、配偶者がいる場合は、夫または妻の許可を得られないかぎり、恋愛は逆にストレスになることがありますので、気をつけてください。ストレスは免疫機能に悪影響を与えるし、むしろ老化を進めてしまうからです。

配偶者のいる方は、好きなタレントの追っかけをするくらいのほうが無難かもしれません。

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