お金感覚
「みなさんが子供を2人にするというのは、賢明な選択」
「産業空洞化は現実に進んでいるため、日本では子供が3人いたら食べていけなくなる」と指摘。
「金は生きているうちに、使うものだ。バーに行ってパァーッと使うのが一番だろう。パァーッとな。テーブルにポンと金を積めば、みんなが使ってくれる。使い道を指示するほど、俺はうるさくはない」
相続税を取られたり、高額の戒名で坊主を儲けさせるくらいなら財産を使ってしまおうと企んでいる。なお、鈴木修は80歳で酒をやめている。
「財産は3000万円だけ残しておく」
体が動かなくなった場合、「女房や子供たちの世話にはならない」と決めている。それなりの有料老人ホームは月50万円かかる。年金や保険で月30万円入るため、月20万円あれば入れる計算だ。年間で240万円。10年なら2400万円。少し余裕を見て3000万円と弾いている。
健康
「『おい、鈴木君、若いねえ』と日野原先生に言われるよ」
人間ドックはいつも聖路加国際病院。日野原重明理事長が看てくれ、最後に「人間は120歳まで生きられる。だけど鈴木君、君はお腹をへこまさないと120歳は無理だ。じゃあお元気で」と去っていく。お腹がへこまないのは「食べるから」。訪問先では食事を出されるうえ、「女房がつくるケーキも、食わねばならんだろう」。「飛騨の山奥で育ったので、何を食べても腹をこわさない」と言うが、食べることが好きなのだろう。
「(ドライバーは)200ヤードは飛ばす。当たればだけど」
健康法は週一のゴルフ。年齢を度外視しても、けっこうな飛距離だ。ドライバーは秀逸な一方、アプローチに難ありの説も。