堤清二氏をライバルと見立てた新人時代

クレディセゾン社長 林野 宏氏

ビジネスは今、「K1」の時代。100%本気の格闘技の様相です。景気がいい頃は市場が成長し各社はそのパイを分け合った。それはバトルロイヤルのようで一見派手ですが勝ち負けが明確ではなく、ダラダラと試合が続くような印象でした。しかし現状は、やるかやられるかの真剣勝負で1秒たりとも気が抜けません。

もとより資本主義における企業の本質は、競争です。日々少しずつ価値観が変化する顧客の支持を取り付ける競争が続くのです。

21世紀を勝ち抜くのに重要だと私が考えるのは創造的破壊。誰かのイミテーション(模倣)ではなく、マーケティングを超えて全く新しいイノベーションを起こすことです。そのためには社員が強くなければなりません。当社では中途採用を重視しており女性の幹部登用も積極的に行っています。多様性を重視し社内をある種のカオスにすることで、社員間に健全な競争が生まれると考えています。