【年収】1500万円【貯蓄額】250万円
【家族構成】Fさん[夫]46歳 自動車メーカー管理職[妻]45歳 専業主婦[子]14歳(中学生)
【家族構成】Fさん[夫]46歳 自動車メーカー管理職[妻]45歳 専業主婦[子]14歳(中学生)
Fさんの悩み
自動車メーカー管理職のFさんは、バブル華やかなりし頃の入社組。接待費が使い放題だった頃の感覚が抜けず、部下を飲みにつれていき、おごることが上司の務めだと思っている。
妻は妻で、高級志向から抜け出せない高コスト体質の専業主婦。エステやネイルサロン通いを、「自己投資」と信じて疑わない。
しかしFさんは最近、危機感を感じ始めた。最近、社内で希望退職制度が発表された。それに応じた先輩や同僚も多く、リストラが他人事ではなくなってきたからだ。
一度上げてしまった生活レベルを下げるのは容易ではない。ここ数年、年収が上がらなくなって、小遣いの確保が難しくなってきたのも悩み。
家計再生コンサルタント 横山さんのアドバイス
私の仕事は「お金の問題児」の家計相談だ。
経験から言わせてもらうと、年収200万、300万の人のほうが優等生。お金を大切に使い、身の丈に合った使い方をしている。収入が多くない分、少しでも油断すると生活が回っていかないので、出費に気をつけるのだ。よって、少しずつでも着実にお金を貯められるケースが多い。
逆に、年収1000万円以上のいわゆる「勝ち組」と言われる人には問題のある人が多い。さぞかし貯金があるだろうと思いきや、逆に「借金」があったりするから驚きだ。