できるだけ出費を抑えるという意味では、携帯を買い替える際にも、タイミングを考えたほうがいい。新規契約者に対しては、どのキャリアでも、期間限定でキャンペーンを行っている場合があるので、時期を合わせると様々な特典がうけられる。

ただし、ほとんどの割引サービスは2年間の継続利用が前提になっている。

携帯ジャーナリスト 
石川 温 

「日経 TRENDY」の編集記者を経て、2003年に独立。『グーグル VS アップル ケータイ世界大戦』など著書多数。

2年に満たない期間で解約すると、違約金としてまとまった金額を払わされてしまうので、単純に「今月の支出」だけで考えず、「2年間のトータルでいくらかかるのか」を計算し、損得を判断してから、購入したい。

こうした料金の見直しや新規購入は、家族も巻き込んで、それぞれがよく連絡を取る相手や利用しているサービスを把握したうえで行ったほうがいい。

子供に料金明細表を見せて、節約する方法を考えさせるのも手だ。若い世代のほうが、携帯電話のサービスやキャンペーン情報などの動向をよく把握しているし、よく連絡を取る友人のキャリアもわかっていることが多い。

例えば、家族同士で連絡を取るよりも、友人との通話のほうが時間も回数もずっと多い場合。「ファミリー割引」を目当てに家族で同じ会社の携帯を利用するよりも、友人と同じにしたほうが、通信料を安くできることもある。

家族で通信費の節約に挑めば、おのずと互いの交友関係が垣間見える。節約と聞くと辛いことのように捉えがちだが、やりよう次第で家庭内の会話が密になるという副産物もあるのだ。

※すべて雑誌掲載当時

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(構成=北湯口ゆかり)