カフェイン中毒から脱するためには2カ月必要

メーガンはこの栄養プランを2カ月続けた。目標を守れない日もあったが、少しずつ睡眠の質が向上しているのを感じ、途中で目覚めることなくぐっすり眠れる日が増えていった。

最終的に、メーガンは体中にエネルギーが湧いてくるのを感じ、頭もさえて集中できるようになり、子どもたちや夫や同僚と気持ちよく過ごす余裕をもてるようになった。

私の相談者は、たいてい1週間もあれば効果を感じはじめるが、なかには1、2カ月かかる人もいる。

私が提案するのは、1回試しておしまい、という場当たり的なプランではない。まったく新しい食事のパターンと食べ方を取り入れ、それまでとは異なる栄養学の習慣を身につけることで、脳の時計と体の時計をリセットし、一生にわたって続けられる概日リズムをつくり出すことなのだ。

さらにこのプランを実行すれば、エネルギーレベルが高まるだけでなく、心臓病、糖尿病、神経疾患、ガンなどの病気にかかるリスクも低くなるうれしい副作用がついてくる。

さあ、脳の時計と体の時計をセットし直して、よりよい睡眠とエネルギーを手に入れる挑戦を始めよう。

「睡眠日記」をつけてみる

次に挙げる項目は、この旅を始めるにあたって大きな助けになるだろう。

アリ・ウィッテン、アレックス・リーフ『回復人 体中の細胞が疲れにつよくなる』(サンマーク出版)
アリ・ウィッテン、アレックス・リーフ『回復人 体中の細胞が疲れにつよくなる』(サンマーク出版)

まず、栄養学的なプランを、これまでの相談者に効果があった順に並べてみた。最初のプランから始めて、1つずつ試してみたいと思う人は、そうしてもらってOKだ。もちろん、好きなところから始めてもいい。まずカフェインの摂取量を抑えるところから始めたい人は、それでかまわない。

この新しいプランを生活のなかに取り入れやすくするため、各項目をいくつかの段階に分けた。それぞれの段階を、少なくとも2週間は続けること。

だがその段階、またはその項目がどうもしっくりこないと感じるなら、あるいはもう少し長く続けて自分の日課のなかにしっかり組み込みたいと思うなら、納得のいくまでいまの段階を続けてから先に進もう。

1つの項目で自分の目指すレベルに達したら、次の項目にチャレンジするというように、このプロセスを必要なだけ繰り返していく。

どの項目から始めても、日記をつけて眠りのパターンを記録してほしい。毎朝起きたら、その日の眠りの質と朝のエネルギーレベルを1から10の段階で評価する。何か変化があったら必ず記録し、この毎日の睡眠とエネルギーの段階評価を活用して、日々の歩みの分析に役立てよう。

日記をつける女性の写真
写真=iStock.com/PeopleImages
※写真はイメージです