教えてもらった情報を参考に、あとは完全に独学で臨む

ただ一方で、予備校などにどっぷり浸かっても意味があるのかなぁという気もします。

私も予備校に通ったことで「アメリカのどこどこという出版社のテキストがいいよ」

なんて情報を手に入れることができましたが、何をやるか、どうやるかについては結局自分で考えるしかありません。

そのため、私は教えてもらった情報を参考にして、あとは完全に独学で臨みました。

勉強の場合は特にそうだと思うのですが、やり方のポイントやコツをつかむには自分でいろいろとやってみないとなかなかわかりません。

ところが予備校のようなところでは先生と生徒という関係があるので、どうしても先生の言ったことにはバイアスがかかります。そして、それが本当に自分に合っているかどうか考えることもしないで、何となく続けてしまうかもしれません。

その意味では、いつまでも人におんぶに抱っこという勉強法はおすすめできないというのが正直なところです。予備校は資格を取るための「ヒント」を与えてくれますが、それ以上を期待するのは難しい場所でしょう。

それはセミナーにしても同じで、講師の言うことが100%正しいということでもないと思います。お金と拘束時間の関係もありますので、そのあたりをふまえ、判断してみてください。くれぐれも、カリスマ講師の妄信的な信者にはならないよう気をつけましょう。

「達成感」を積み重ねれば続く

人間にはそれぞれの人に適した学習のレベルというものがあります。

当然ですが、私もある分野をはじめて勉強するときにはまったくの素人です。

では未知の領域に踏み込んだとき、必要なのはどんなことだと思いますか?

それは、とにかく勉強を続けていくことです。

そしてそのためには、簡単なレベルからはじめて、わかるようになった、できるようになったという達成感を感じること。達成感の積み重ねを繰り返していくことです。

このとき大事なのは、自分に合った難易度の適切なものを選んでいくということです。

背伸びをして難しすぎるものを選んではいけません。

かといって、小学生のやるドリルのように淡々と作業するようなものではなく、きちんと自分の頭で考えて解いていけるものが望ましいでしょう。

やったことはないのですが、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』といった、ロールプレイングゲームというジャンルのテレビゲームは昔から人気です。

なぜ人気かというと、自分の操作するキャラクターが成長していくと同時に敵のキャラクターもどんどん強くなり、それを倒していくという達成感があるからでしょう。

この敵を倒すという感覚は、勉強を続けるのにとても大事な要素だと思います。

資格試験の場合は過去問題集をとにかくやればいいと思いますが、英語のような語学や経済学などの場合、自分の成長を実感できる本、参考書、問題集を選んでください。

徐々に専門性のレベルを上げていき、倒し、知識を吸収していきましょう。

またマンネリを防ぐという意味では、問題を解いたりテキストを読んだりするとき「何分でどこまでやる」という目標タイムを決めておき、それをクリアしていくというのもいいでしょう。タイムアタックは、仕事でも勉強でも惰性を克服するのにいい方法です。