買いやすいビジネスモデル②:利益率が高い会社

次に、利益率が高いビジネスモデルもお勧めです。

見るのは粗利率でも営業利益率でもいいのですが、それらの数字が高いということは、その会社の商品に競争力があって、高く売れている、ということです。

たとえば、ある町工場を買った「サラ3サロン」のメンバーがいます。その会社は、事業としては取引先から供給されたネジなどの加工を行っていましたが、かなり粗利率が低く、案件によっては赤字受注もあるとのことでした。誰にでも手掛けやすい加工だけをしていたからです。

そこで、粗利率を高めるために商流の「川上」へ行くべく、独自技術を使ったコーヒーミルを開発しました。販売の力が必要とはなったものの、結果、粗利率は上がりました。

天秤に積み重ねられたコイン
写真=iStock.com/sommart
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「権利ビジネス」にうまみあり

また、権利ビジネスも利益率が高いうえに、手間が掛からないビジネスです。たとえば、2〜3店舗の繁盛店を買って、フランチャイズ(FC)展開をするというのも、権利ビジネスを生む手法となります。

実際に、私のファンドが資本提携をし、私が役員を務めているベーカリーチェーンの「小麦の奴隷どれい」では、老舗しにせの繁盛店をM&AしてFC展開していくことを企図しています。そうすれば、加盟店から加盟料と原材料販売料という収益が定期的に入ってきます。

特許や著作権はもとより、老舗という「のれん」も競争の源泉となる権利ビジネスになり得て、持っているだけで収入が入るようにできるのです。

ちなみに、町工場でもネジやナットなどで特殊な製品を作っているところは特許を持っていたりしますからあなどれません。権利ビジネスのように仕組み化されたものは利益率が高く、「買ったほうがよいビジネス」といえます。