毎日のように一喜一憂する必要がない

③分散投資をしなくていい

投資をしたことがない方でも、リスクを減らすためには「分散投資」がいいという話を聞いたことはあるのではないでしょうか?

株式投資で1つの銘柄だけではなく複数の銘柄に投資しましょうとか、株だけではなく不動産にも投資しましょうと、よく言われています。これは1つの商品しか投資していない場合、その商品が大きく値下がりしたときに、資産が大きく減ってしまうからです。

投資信託は、1つの商品を買うだけでOKです。

なぜなら、複数の銘柄をまとめて1つの商品にしてある詰め合わせパックのようなものだからです。商品によっては、株式だけではなく債券や不動産にも投資して、1つの商品にしてあるものもあります。

だから、1つの商品で分散投資をできてしまうのです。

④毎日株価をチェックしなくていい

慎重すぎる人は、毎日証券会社の口座をチェックして、「あ、下がってる!」なんてショックを受けるのは耐えられないかもしれませんね。それが嫌で投資をしたくない人は多い気がします。

投資信託は長期間保有したほうがいいので、日々の価格がどういう動きをしていようが関係ありません。

1カ月に1回、今の価格を確認するくらいで十分です。

市場の取引と無関係でいられる

⑤リアルタイムで取引しなくていい

株式投資の場合、基本的に取引市場が開いている時間帯に売買しなくてはなりません。その市場が開いているのは、平日の9:00~11:30と12:30~15:00です。

「えっ、それじゃあ取引できないじゃん!」と、ビジネスパーソンなら誰もが思うでしょう。

日中働いている人たちが、いつどのように売買しているのかは私にとっても謎です。昼休みの短時間に取引しているのかもしれません。

一応、指値さしね成行なりゆき注文といった取引を予約できるシステムもあるのですが、予約していても買えるとは限りません。それに、その方法を覚えるのは面倒ですよね。

また、最近は夜間に取引できる「PTS市場」というものも注目されていますが、あまり利用している人は多くないので、取引が活発に行われていないというデメリットがあります。

投資信託を積み立て投資するなら、売買しなくていいので、市場での取引とは無関係でいられます。