虚偽や誇大はご法度だがあえて積極的に開示しなくても
「狐と狸の化かし合い」とまでは言いませんが、採用選考において駆け引きするシーンは実際にあります。虚偽や誇大はご法度と常々から申していますが、いくら事実とはいえ、このメンタル関係は詳らかに説明すればするほど採用人事の懸念が増大するので不利に働く場合が多いです。
また、これはセンシティブ情報でもありますので、あえて積極的に開示していく姿勢も、筆者は逆効果だと考えます。
なお、繰り返しになりますが、これらの対策は、「今は働くのに何の問題もないと伝える」が大前提であることは絶対に忘れないでください。
OK! 通る文例
①実は現職で半年ほど、体調不良で休職した時期がありました。
②同じ職場の仲間が急に退職し、新しい社員も入ってこない状態で、私が2人分の仕事を抱えることになったのが原因です。
③体調不良について早めに上司に相談したこともあって、仕事への影響は最小限度にとどめることができ、その後、回復まで十分なお休みをいただきました。そのため、今は元通りの仕事ができています。
②同じ職場の仲間が急に退職し、新しい社員も入ってこない状態で、私が2人分の仕事を抱えることになったのが原因です。
③体調不良について早めに上司に相談したこともあって、仕事への影響は最小限度にとどめることができ、その後、回復まで十分なお休みをいただきました。そのため、今は元通りの仕事ができています。
POINT
①疾病の具体的な名称や症状等には、あえて触れない
②納得感の得られる、よくある事象であれば伝えておく
③今は問題なく働けるという点は絶対に伝える
②納得感の得られる、よくある事象であれば伝えておく
③今は問題なく働けるという点は絶対に伝える