追われる人生のストレスから眠気が発生する
納期が迫ることで眠気がとれる場合は、納期までの間の刺激が少ないと考えられます。
仕事の刺激が少ないときは、他の誘惑や刺激に負けてしまうのです。SNSを見たり、むやみにメールを何度も確認したりといった行動です。
納期が近づくたびに、他の優先順位を下げて納期にフォーカスを当てられるようになり、集中力が上がった感覚となります。
納期は、認識していないときには影響はありませんが、一度認識しはじめると、徐々に迫ってくる・追い立てられる感覚に襲われます。
もし期限を守れなかったり、先延ばしたりするようなことが増えると、いつも納期や期限に“追われる人生”となってしまい、たちまちストレスを感じるようになります。
ストレスがかかりすぎると、眠気が起こります。
しかし、仕事がありますから眠くても眠ることができません。寝ることができないため集中力が下がり、さらに仕事が滞ってしまう……。
こうして悪循環が発生し、大きなストレスが発生します。アルコールに逃げることも増え、大きくなりすぎたストレスは、不眠症の併発に繋がる場合もあります。
このように追われる人生の結果、ストレスから発生する眠気は、人生の幸福度の大きな弊害となるのです。
納期を勝手に設定し「自分との約束を守る」ことが解決策
納期前後のタイミングで眠気の発生を繰り返してしまうと、癖になってしまいます。
「納期が近いこと=眠るタイミング」と身体が認識し、逃避癖がついてしまうのです。
最も平和的な解決方法は、納期からの逆算で行動するのではなく、先手先手で行動し、納期に追われない生活を送ることです。
しかし、現代社会はかなりのスピード感で物事が進んでいます。ですから、納期に追われない生活は、非常に難しいのも事実です。
受け身にならないためにも、納期の少し前に仕事を終らせるようにし、自分との約束を守り続けることが一つの解決策となります。
他人に決められたものを守るという受動に対して、自分で決めたものを守ることで、能動性を発揮できるのです。