「不労所得」ではなく「労働」の場合が多い

【平岡】「業務委託契約」といえば、例えばLoino(*1)。「移住・転職をしなくても、リモートで地方に貢献できる時代」がキャッチフレーズで、地方の行政や企業と業務委託契約を結び、解決策を提示していく……というサイトで、利用している友人も増えている。

【ヒロ税理士】やはり副業は、一般的には自分が労働者として働かなくても不動産や株式など何かしらの資産から毎月一定の金額が得られる「不労収入」ではなく、「労働」(アイデア出しなども含む)集約型のものを意味することが多いと思います。副業の目的は、冒頭、平岡君が言ったように「知恵や経験を活かす」も大切なひとつ。

だから、「これなら稼げます!」を盛んにPRしているインターネットやYouTubeの情報は鵜呑みにしたらダメ! 高額な「副業スクール」に通ってボッタクラレて騙されるケースも多発しています。結局稼げるのは副業スクール運営者だけ、というパターンですね。いろいろ冷静に考えて……僕が考える最強の副業は「アルバイト」だと思います。

【平岡】アルバイト?

(*1)(「Loino」サービスサイトは、2023年6月30日(金)をもって提供を終了する予定です。)

アルバイトだったら誰でも確実に稼げる

【ヒロ税理士】そう。コツコツ働けば収入が増えるし、ほかの業務委託の副業等と違って、赤字になることがほぼない。バイトなら「副業スクール」等で学ぶ必要もないし、何より安定性もある。

こだわりたいのが、「誰でもチャレンジして成功しやすい」という「再現性」が高いこと。インターネットやYouTubeで「○○の副業で1億円稼ぎました」はこの「再現性」が非常に低い。その人だからできたんでしょ、という「再現性」の低さがクリアできない限り、時間の無駄になると思います。その時間にこそ、アルバイトをコツコツと(笑)。

【平岡】確かにアルバイトをめぐる最低賃金も上がってるよね。2022年10月現在、最も高い東京都は1072円。そうそう、先日、京都の某神社を通りかかった時、「週2回 朝3時間 境内のお掃除」という張り紙があって、「心身が清められます」という一言に心を動かされ、応募しようと思ったけど、行くとなると家を朝3時には出ないと間に合わないから断念しました(笑)。でも、そういう副業=アルバイトも素敵だなと。

【ヒロ税理士】副業の種類について表にまとめてみました。僕の考えで〈再現性〉〈稼ぎやすさ〉についても評価してみたから参考にしてみてください。