配当株投資の注目すべき6つの魅力

私は現在、配当株投資に軸足を置いていますが、その理由は配当株投資にキャピタルゲインにはない魅力を感じているからです。

配当株投資には、大きく分けて6つの魅力があると考えています。

【魅力①】企業が利益を上げ続ければ、半永久的に配当金が得られる

配当株投資の一番の魅力は、その企業が利益を上げ続けている限り、株を持っているだけで、半永久的に配当金が得られることです。

持ち株を売買してその差益を稼ぐ必要はなく、自分が眠ったり、遊んだりしている間も、投資先の企業がしっかりと稼いでくれれば、黙っていても配当金が入ってくるのです。

自分では何もする必要がなく、ただ株を持ち続けているだけですから、ある意味では、究極の不労所得……と考えることができます。

【魅力②】企業の利益が上がると、配当金も増える

投資先の企業が利益を上げ続けてくれれば、株主に分配する配当金も増えることになります。

株を持っている企業の優秀な社員のみなさんが、私の代わりに一生懸命に働いてくれることが、配当金の増加につながります。

株主の立場で考えてみれば、これほど嬉しく、楽しいことはありません。

企業が増配を続けてくれれば、配当金はドンドンと増えていきます。

【魅力③】株価や市場の動向に影響されない

現在のような「ボラティリティ」(証券などの価格変動の度合い)が高い状況にあっても、投資先の企業が利益を上げていれば、配当金の分配を受け続けることができます。

株価や市場の動向を過剰に意識する必要はなく、株主として毅然きぜんと構えていれば、淡々と収入を得ることができるのです。

株価の動きに動揺する必要がないという「心理的安全性」も見逃せない魅力です。

私の経験では、世の中の景気が良くない時ほど、「配当金がある」という心強さを実感できるように思います。

ろうそくを並べて表現した株価チャート
写真=iStock.com/enjoynz
※写真はイメージです