「失敗プロジェクト」を他責にしないで語れるか
会社として失敗した、大きな損失を出したプロジェクトの経験は、強調して書かないほうが無難です。
面接で質問された際に、失敗したことが知られ、失敗の理由を聞かれて「私はそれほど関わっていない」などと答えると「他責にしている」というマイナス印象を与えてしまう可能性があります。
応募者を不採用にする理由として、「他責にする傾向がある人物」という企業のフィードバックを聞くことがよくあります。慌てて責任逃れの受け答えをしてしまう事態を避けるため、最初から書かないほうがいいかもしれません。
ただし、失敗に終わったプロジェクトでも、そのプロセスの経験が応募先企業で生かせる場合はアピールしてもいいでしょう。面接では、失敗の理由を分析し、失敗を防ぐためのナレッジを語れるようにしておいてください。
職務経歴書の書き方のポイントをまとめると、
「読み手が理解しやすいように書く」
「職歴が多い場合、『強み』の部分を目立たせる」
「応募先企業が求めている人材像をつかみ、その要素を強調する」
「職歴が多い場合、『強み』の部分を目立たせる」
「応募先企業が求めている人材像をつかみ、その要素を強調する」
これらを意識することで、書類選考通過率がアップするはずです。
(構成=青木典子)