不況をものともせず伸びているのが名古屋発の喫茶チェーン「コメダ珈琲店」である。10月末現在、全国に387店舗を展開しているが、うち直営は6店で、残りはフランチャイズである。そのため正社員の人数は少なく、本社、工場合わせても79人だ。

名古屋では認知率95%の喫茶チェーン。現在、首都圏や関西圏にも出店し、好評を得ているという。

名古屋では認知率95%の喫茶チェーン。現在、首都圏や関西圏にも出店し、好評を得ているという。

コメダ珈琲店は年中無休で毎朝7時から夜11時まで(名古屋市内葵店の場合)。本社で働く人は午前7時45分の始業前に出勤し、社屋と本社周辺を掃除する。朝礼の開始は毎朝8時で、全員がひとことずつ話す。

コメダがなぜ人気を博しているかといえば、他の喫茶チェーンや流行りのカフェとは明らかな違いがあるからだ。社長の布施義男氏は「うちはコーヒーの味を大切にします。そして、お客さまにくつろいでいただくことを最重要に考えています」と言う。

(山口典利=撮影)