絶対にやり逃したくないことを見つける

・やろうと思ってきたことが、もうできなくなったと思ったらすっきりした。やらないでいいならやらないで済ませたかったと実は思っていた。それがわかった。
・あと3カ月だけでも時間があれば、悔いを残さず最低限のことをやれるのに。残念だ。
・無駄なことのために気を遣い、あくせく働いてきたということがわかった。
・人生に希望を失ったのがあのときだったのかと気づかされた。
・できればもう一度やり直したい、と心から思った。
・もう今日で終わりだと思うと、泣けてきた。
・なんてくだらないことにばかり時間を費やしてきたんだ! と情けなくなってきた。

藤由達藏『「すぐやる人」になる一番かんたんな方法』(ぱる出版)
藤由達藏『「すぐやる人」になる一番かんたんな方法』(ぱる出版)

そんな気持ちを十分に味わったら、それで結構です。同時にこのままではいけない、という気持ちが湧き上がってきたのではないでしょうか。

まず、何をしてみますか? もし1日だけ、寿命が延びて、生きることができるなら、何をしたいですか?

あと余命が1日しかないとしたら、何をしたいのか、リストに書き出してみましょう。書き出した「やりたいことリスト」を眺めて、もっとも重要で、絶対にやり逃したくないことを見つけてください。

そしてそれにすぐ取りかかりましょう。そこから、あなたの人生は再出発です。書いた遺書はもう要りません。破り捨ててしまいましょう。あなたは新しい人生を生き始めたのです。あなたの今後ますますのご活躍を心より応援します。

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