「プリキュアの○○推しのおっさん」としか思いません。プリキュアオタクの女性も、「プリキュアの○○推しのおっさん」とは結婚どころか交際もしたくないので、その女性とは一生会えなくなるでしょう。
話すことがオタク話ばかりだと、オタク属性はわかりますが、相手の人間性は何もわかりません。だから、「つまらない男」「つまらない女」で終わってしまうのです。
「今日は寒いですね」「暑いですね」でいい
では、「人間性が出る話」とはなんでしょうか。お見合いの席にふさわしい話とはなんでしょうか。
天気の話と、世の中で話題になっている話、くだらない話をすればいいのです。自己紹介や家族紹介に終始する「俺物語」「私物語」に、相手は一切興味がありません。オタク話など論外です。
「今日は寒いですね」「暑いですね」でいいのです。「風邪などに気をつけてくださいね」「熱中症には気をつけてくださいね」と話せば、気遣いのできる優しい人だと感じてもらえます。あなたの人間性が伝わります。
そのとき話題になっている当たりさわりのないニュースについて話したり、ツイッターでバズっている話題などを話していたら、30分から45分なんてあっという間です。
共通の話題があり、それについて二人で雑談できれば「お見合いは大成功」なのです。あなたのことを「話しやすい人」だと思ってくれるでしょう。
人間性とは、知識や情報によって伝わるものではありません。どうでもいい話をするほうが、人間性は相手に伝わるものなのです。
すでに結婚相手と出会っている可能性もある
婚活での「出会い
それは、すでに結婚に適している異性と出会っている可能性です。
あなたに、長年にわたって友人関係にある幼なじみはいませんか?
オタクの中には、20代前半から半ばにかけて、わりと早いタイミングで結婚をする層がいます。幼なじみや、同じ部活やサークルで知り合い、そのまま結婚に至るケースです。私は「腐れ縁婚」と呼んでいます。
あなたには、オタク趣味を共有し、漫画を一緒に描いたり、イラストを見せ合ったりなど、いつも一緒にいて遊んでいる、そんなオタク友だちはいませんか。
仲がいいので、「お前ら付き合っているの?」と周囲に聞かれるも、「そういう仲ではないよ」と否定するような関係です。でも、必ず一緒にいます。高校生や大学生になっても、社会人になって疎遠になっても、会えば当時と変わらないくらい仲良く話せる間柄です。