まずはオンライン、慣れてきたらリアル
オンラインお見合いのいいところは、何かとコストダウンできる点です。結婚相談所によっては、リアルなお見合いをするとき、お見合い料やセッティング料が請求されることもありますが、オンラインでは不要です。
また、リアルなお見合いでは、男性が女性の飲料を支払うというルールがあります。
高級ホテルのラウンジでコーヒーを飲めば、二人で2000円から4000円くらいかかってしまいます。お見合い場所に行くための交通費もばかになりません。これらを二度と会わないかもしれない人のために支払うのは、すこし残念なことです。
だったらもう、婚活はオンラインだけでいいじゃないか、と思う人もいるでしょう。でも、それは危険です。
人に会うのが苦手だからとオンラインに徹することは、婚活が失敗する原因です。最終的には数回は会ってみないと、その人の本当の人柄や雰囲気はわからないからです。
オンラインお見合いは、婚活の一つの手法としてこれからも残っていくでしょう。とはいえ、オンラインお見合いがリアルなお見合いに取って代わることはありません。
コミュ障の人はまずはオンライン、慣れてきたらリアルで会ってみるなど、あなたの属性に即した柔軟な使い方をしていただければと思います。
お見合いの席でオタクの話は絶対NG
オタクにとっては、最重要な戦略の一つなので、何度でも書きます。
お見合いの席では、絶対にオタク話をしないでください。自分がオタクであることを話さないでください。
最近は、プロフィールに「漫画・アニメ・ゲームが好き」と書く人も増えてきました。オタバレ全開です。オタクの婚活者の中には、同じオタクをターゲットにしてお見合いの申し込みをする人もいます。
すると、どうなるでしょう。オタクの習性として、相手がオタクだとわかると、勝手に「同志」だと思い込み、オタク話をし続ける人がいます。
私のまわりにも、私がオタクだと知ると、それまでおとなしかった人が、人が変わったようにオタク話のマシンガントークを始めることがあります。そして、マウントを取ろうとします。不愉快です。
前回も述べたように、「オタク趣味は品がない」のです。それは相手がオタクであろうとなかろうと関係ありません。オタク話をするのは、交際が進んで、人間関係の基礎ができてからであることを、絶対に忘れないようにしましょう。
「つまらない男」「つまらない女」で終わってしまうワケ
もしお見合いの席で、オタク話をしたらどうなるでしょうか。
たとえば、相手の女性がプリキュア好きであることがわかりました。あなたもプリキュア好きです。そこであなたはプリキュアの話をマシンガントークします。すると相手の女性はどう思うでしょうか。