外出の際に水筒を持ち歩くワケ

僕は外出のとき、水筒にお茶を入れたり、スーパーで買った安いフルーツジュースを500ミリリットルのペットボトルに入れたりして持っていきます。人生で自販機の缶ジュースを買った回数は、旅行先で珍しいものを買う場合を除くと、おそらく10回もないんじゃないかと思います。自販機で缶ジュースを買うのは、高くてお金の無駄だと思ってしまうからです。

高校時代に時給900円でアルバイトをしていたころから、「1万円使ったら、10時間以上働かなきゃいけないのか」と、お金を使いたくない考え方が刷り込まれているので、外食もしませんし、極力お金を使いません。

いまでも1カ月の生活費はせいぜい数万円程度です。僕ぐらいお金を使わないことは難しいかもしれませんが、身近なところからでも支出を抑えることはできると思います。

例えば、コンビニ弁当は買わないとかです。美味しいものを食べたいのならコンビニ弁当ではないと思いますし、500円、600円くらいして、高いですからね。僕はコンビニ弁当を買うぐらいならカップラーメンを買います。そのほうが安いし、お腹がすいているときのカップラーメンは、わりと美味しいんです。

つまり僕は「喉が渇いた」ときに、自販機に駆け寄るのでなく、あらかじめペットボトルを用意したり、スーパーで安い物を探しておいたりするなど、ほかの手段でもなんとかなりそうなものに、わざわざ高いお金を使いたくないんです。

このように書くと、「たかが100円だろ」といってくる人もいそうですが、「たかが100円」と考えてそういうことにお金を使う人は、おそらくは細かいところでいろいろとお金を使っちゃう人だと思うんですよ。

何か自分が成し遂げたいことがある場合は、ツールを買うとか、デザイナーに発注するとか、要はリソースとしてのお金が多ければ多いほど成功する確率が上がります。

でも、何に使ったかわからないままお金がどんどん減っていく人と、リソースに確実に出資できる資金力を持てる人とでは、勝ち目がまるで違うと思います。

無駄遣いが劇的に減るテクニック

なので、無駄遣いはなるべくしないほうがいいんじゃないでしょうか。そうはいっても、支出を抑えることがなかなかできない人のために、抑えるテクニックを1つ書きます。

それは、お金を払うことを面倒にすることです。例えば、Amazonでクレジットカードの登録をしておかないようにすれば、買いたいと思うたびに、いちいち新たにクレジットカードの記入をしなくてはならないので、面倒に思うことが出てくるでしょう。

クレジットカードを持たないとか、財布にお金を入れずに、買いたいものがあるたびにATMに行かなくてはならないようにするのも手です。お金を使う機会があるときに面倒くさいハードルを設けるようにしておくと、「面倒だから払わない」といった方向になるわけです。