ASMR動画の意外な効用
他には、オンラインで、エヴァ・ロンゴリアやマーゴット・ロビーのような女優からのASMRコンテンツにアクセスすることだ。
誰かがささやいたり、紙のカサカサという音を出すとき、一部の人が経験する首筋を走るゾクゾク感は、彼らを優しくリラックスさせて、眠りに誘うのに役立つだろう。
また、ユーチューブにも、いくつかの自然の音の8時間ループがある。
⑤足だけでも就寝前に熱いシャワーを浴びると良い
就寝の2、3時間前に、わずか10分でも、(足でも体でも)熱いシャワーを浴びたり、お風呂に入ると、眠りにつきやすくなる(*7)。
理想的な夜の入浴温度は、40〜42.5℃だ。タイミングさえ合っていれば、8.6分、あるいは36%、眠り込むのが早くなる。
温かいお風呂やシャワーを使うと、血液の循環を促進し、逆に深部体温を下げることになる。体内時計は、それを寝る時間の合図と捉える。
私たちの体温は就寝直前に自然に下がり、そして就寝中に下がり続け、午前4時頃、最低温度に達するのだ。
だから深部体温をできれば約1℃下げるために、できることは何でもやったほうがいい。なぜなら、これが入眠の大事な要素だからだ。
横になるのも有効だ。この姿勢の変化は体の深部から四肢への熱の放散を促すからである。
湯たんぽを使って寝るならどこに置くのが良いか
『ネイチャー』誌には「温かい足は速い入眠を促進する」というタイトルの論文がある。その論文は、足を温めると、眠りにつく時間を減少させると断言している。
この特定のセンスハックが機能する理由は、手足は頭とともに動脈血流の増加による体温調整が最も有効な肌の部位だからだ。それなら、常識的に考えれば、湯たんぽを入れて寝るのが好きだったら、それを胸に抱きしめて寝るよりも足の近くに置いたほうが早く寝入るだろう。