3月末、希望退職に応じた人が会社を去っていく。大企業を中心に急増する希望退職者にはその後、どんな未来が待っているのか。人事ジャーナリストの溝上憲文さんは「大企業で高給をもらっている人の場合、給料は3分の1以下になり、希望の職種が見つからない場合も多い」という――。
希望退職者が去っていく日
4月1日はフレッシュな新人の入社時期。一方、その前日の3月末は希望退職に応募した50代の“オジさんたち”が会社を去る季節でもある。
とくに今年は有名企業の退職者が多い。富士通は国内グループの50歳以上の幹部社員3031人、JTも46歳以上の2868人が会社を去る。そのほかに人数は少ないがフジテレビや博報堂グループの50歳以上の社員が3月末で退職していく。
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