子育ては「最初が肝心」
思春期のお子さんを持つ方からは、「子どもが反抗期で……」といった悩みを聞くことがありますが、これも同じです。親がオロオロしてはれ物に触るような対応をするので、ますます反抗するのです。反対に「おっ、いよいよ反抗期か!」などと親がよろこんで対応したことで、子どももばかばかしくなって反抗をやめたという家庭もありました。子どもは親が考えている以上に親の反応を見て行動していますから、子どもに何か問題があるときには、親の対応に原因があることも少なくないのです。
子育ては最初が肝心。親が方針をはっきりさせて、子どもがぐずっても買い与えないことが重要です。それはとても手間のかかることですが、そのほうが長期的に見て、いい結果を得るための早道ということなのでしょう。
1億円貯まる家庭の子どもは「これ買って」とは言わない
お小遣いも同じです。お金持ちの中には、毎月決めた金額を与えるのではなく、お金が必要になったときに、「なぜ必要なのか」子どもにプレゼンをさせて、納得できた場合に渡している家庭も少なくありません。
お小遣い帳をつけさせている家庭も多いのですが、何にお金を使ったのか、1円単位まできっちり金額合わせをさせています。そんな家庭で育った子どもは、「これ買って」とは言いません。子育てにはさまざまな方法があり、正解はないですから、同じことを実践すべきとは思いません。ただ、1億円貯まる家庭の習慣は、お金を貯めるためのヒントになるはずです。