自動車重量税の支払いは13年目、18年目で変わる!
自動車税と似ていますが、自動車重量税は別の税金です。こちらは「車の重さ」で変わる税金です。自動車重量税は毎年納めるのではなく、車検のときに次回の車検までにかかる税金を前払いします。新車は新規登録時に初回車検までの3年分、以後車検ごとに2年分の自動車重量税を払います。
次の車検のときに支払う自動車重量税の金額は、国土交通省のサイト「次回自動車重量税額照会サービス」で調べられます。
自動車重量税も、環境への配慮から燃費性能のよい車に対する軽減措置があります。たとえばEV(電気自動車)の場合、新車登録時と、初回車検時の自動車重量税が免除されます。
逆に、新車登録から年数の経った車は、自動車重量税が増えます。ここで税額が上がる区切りとなるのが13年と18年です。
たとえば3トン車の場合、13年、18年の区切りを超えるごとに、車検時に納める税額が約2万~3万円程度変わってきます。
自動車税、自動車重量税のいずれも、13年以上になると税負担が増えますが、これは環境問題への影響を抑えるためです。車を選ぶときは、できるだけ環境性能のよいものを選ぶことが節税につながります。また、13年という基準を頭に入れて、車の買い替え時を逃さないようにしましょう。