口は「社会との窓口」
相貌心理学で口は「社会との窓口」です。他者とのコミュニケーション方法や周囲の環境をどう受け入れるかなどを表しています。
唇が厚い人は温厚で穏やかな傾向があり、あたたかい言葉を人にかけるのが上手です。
唇が薄い人は、論理的で的確な指摘ができることを示します。悪気はないのですが、口調が冷たく感じられることもあります。
この唇の厚みも、内面の変化によって少しずつ変化していきます。
特に他者を受け入れる寛容性が高くなってくると、唇の厚みが増していきます。いきなりぷっくりとは膨れないものの、徐々にふくよかになってくるのです。
口の非対称は要注意
また、口角が上がっているときは物事をポジティブに捉えられる傾向を示し、口角が下がっているときは、物事をネガティブに捉えがちな傾向を表します。
これも環境によって変わっていきますから、口角が下がっていると感じたときは、今の環境や自分の内面を見つめ直し、前向きな気持ちになれる方法を考えてみましょう。
さらに、口の左右の高さや長さが違うなど非対称になっているときは、内面に大きなストレスを抱えているのかもしれません。思っていることを表に出せないと、こうした歪みとして表れることがあるのです。