「何もかもはできないけど、何かはできる」
この場合は彼女に真摯に聞く姿勢があったから、対話が成立したのだ。ろくに聞く耳を持たずクソリプを返すような人間だったら、そもそも友達になっていない。「丁寧に説明して俺を納得させてみろ」と上から言ってくる奴には「興味があるならググれカス」と返そう。
先日「生理の貧困」の記事が話題になった。アンケートによると、経済的な理由で生理用品を買うのに苦労した学生が20%もいて、生理用品を買えなかったことがある学生も6%いたそうだ。
それに対して「ナプキンは買えないのにスマホは買えるのか」とクソリプがわいていたが、そうやって弱いものを叩いて優越感を得ようとする連中は、マイティ・ソーのようにグレッチで雷を落としてやりたい。
一方で、困難な状況にいる人をサポートするため尽力する人々もいる。
「何もかもはできないけど、何かはできる」。これは私の好きな言葉だが、私も自分にできることをしたい。自分のもつ特権を意識して、社会を少しでもマシにしたい。そのために、イマジナリー段ボール箱を持ち歩きたいと思う。