本業と同じジャンルの副業をしよう

本業と副業が同じジャンル、たとえば私がそうだったように、本業がWebマーケティング会社で、副業としてブログに取り組む場合、本業の8時間でブログを学べますし、ブログについてその道のプロに直接教わることができるので、質の高い情報を得られます。

本業を通して、さまざまな失敗と成功体験を積みながら給料ももらえ、質の高い情報を8時間しっかり学びつつ、経験も同時に積めるので十分にインプットできますし、帰宅後に本業で学んだことを副業としてアウトプットできます。

たとえば、本業と副業が別のジャンルや業界の場合、副業で稼ごうとすると、「本業→帰宅後に学習→副業をする→いろいろな経験を積む→やっと稼げるようになる」という5つのステップを踏むことになります。

一方、本業と副業が同じジャンルの場合、「本業(学習、経験を積む)→副業をする→稼ぐ」というように、3ステップですみます。

成功へのステップ
写真=iStock.com/mangpor_2004
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本業で得た知見を副業に活かすことでシナジーを生むことができれば、副業の収益を最大化させることができ、逆に副業で得た知見を本業に活かすことで、本業の給料を最大化させていくという、一石二鳥が可能となるのです。

「やりたいこと探し」のために副業をする

お金の面で副業の必要性を感じていると同時に、「本業とは別に、本業ではできない“やりたいこと”を探すため」に副業に取り組む人も増えています。たとえ気になる仕事があったとしても、本業だと気軽に“やりたいこと探し”をすることができないからです。

しかし、副業することによって、部署異動も転職も独立もせず、本業を継続しながら低リスクに、そして気軽に“やりたいこと探し”をすることができます。“やりたいこと探し”に重きを置いて副業をしたいのであれば、まずは気になる副業や仕事をピックアップしてみましょう。

いずれにせよ、「なんのために副業をするのか」という目的を定めることが出発点です。目的を定めれば、その目的達成のためにどんな副業に取り組めばいいのかはっきりしますし、取り組むべき副業がわかれば、どんな準備が必要でどんなはじめ方をすればいいのかもわかります。