数学的には損をする158円に、どういう意味を見出すか
ここでは宝くじを例に考えましたが、この1つの例だけでも、そのシステムはそれなりに複雑で、単に期待値だけで考えられるものではないということがわかります。
そこにはちょっとしたカラクリもあり、人の願望などもクロスするのかもしれません。
ただ、数学的には、300円のうち142円しか返ってこないわけですから、「買えば買うほど損するものだ」ということはいえるでしょう。
そしてこの戻ってこない残り158円にどういう意味を見出せるのか、そこが「宝くじ」と「お賽銭」論争に重要な情報を与えることになりそうです。