気づきの積み重ねが大きなうねりになる
利益優先から社会性の高い仕事へ、家族を犠牲にした働き方からワークライフバランスを重視した働き方へ――。その機運は以前からあったが、震災後、加速度的に進んでいるように感じる。
こうした変化は、人々が自分の存在意義について再確認した結果の表れではないかと一橋大学大学院商学研究科教授の守島基博氏は指摘する。
「仕事での社会貢献願望が高まっているといいますが、それは自分のやっている仕事の社会的意義を確認したいという感覚に近いものだと思います。本来仕事は社会との繋がりによって成り立つものですが、仕切られたオフィス空間からは、それが見えづらかった。ところが震災で仕切りが一気に取れて、外の世界があらわになったように感じたのでしょう。その結果、自分の仕事をより客観的に見つめられるようになり、仕事の社会的意義を考えるようになったのだと思います」
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(増田安寿=撮影)

