7人に1人が孤独を感じているとされるイギリスでは、孤独は重要な健康問題と捉え、官民挙げて解消に取り組んでいる。ジャーナリストの多賀幹子さんは「細やかな目配りで高齢者を笑顔にしたイギリスの事例から日本が学べるものは多い」という――。
※本稿は多賀幹子『孤独は社会問題』(光文社新書)の一部を再編集したものです。
「7人に1人」よりも多くの人が孤独を抱えている
英国赤十字社は約6560万人の人口のうち、「常に」または「しばしば」孤独を感じる人は900万人以上いると報告している。約7人に1人という計算だ。ただ、孤独であるとは認めない「隠れ孤独」も少なくないだろうから、実際はこれ以上の数字が予想される。
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