ワシントン・ポスト紙によれば、スーザン・コリンズ上院議員(共和党・メイン州選出)とリチャード・ブルーメンソル上院議員(民主党・コネチカット州選出)が6月15日、化粧品へのPFAS添加を禁じる新たな法案を提出した。
コリンズは声明の中で、「この法案は米食品医薬品局(FDA)に対して、化粧品へのPFAS添加を禁止するよう求めるものだ」と述べた。「アメリカ国民が、自分たちが髪や肌につけている製品は安全と信じられるようにするべきだ」
ブルーメンソルは声明で次のように述べている。「この重要な法案は、メイク用品や化粧品に潜むPFASを排除するものだ。化粧品に含まれる化学物質は現在、ほぼ規制されていない状態で、多くの消費者が、毎日使う口紅やマスカラなどの製品に含まれる有害物質に対して無防備な状態に置かれている」
当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら