日本の自殺者数は9年連続3万人を超え、先進国の中で、それも民主主義国家の中では最も多い。その原因で顕著に見られるのが“中高年のうつ病”である。

無気力、不眠、気分が落ち込む、自殺願望などの症状を訴え、多くの人は内科を受診して、精神科を紹介されるケースが多い。