ワクチンは免疫力の落ちた高齢者には必要不可欠だ

65歳以上の高齢者への「新型コロナワクチン」の接種が、4月12日から始まる見通しだ。医師や看護師などの医療従事者に次ぐ優先接種である。接種対象の高齢者は6500万人だが、いまのところワクチンの供給量はかなり少なく、高齢者の接種が本格化するのは、早くても5月に入ってからだろう。

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける女性
写真=AFP/時事通信フォト
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける女性=2021年3月12日、フランス西部ブレスト

ちなみにワクチンを希望する医療従事者は480万人で、接種は2月17日からスタートし、現在も続けられている。